64回生の江端広樹です。平成19年4月に済生会神奈川県病院に赴任してから10年目になります。
リハビリテーション科の医師で副院長、リハビリテーションセンター長を務めさせていただいております。

 まず、当院の現況を紹介させていただきます。当院は大正2年9月済生会の第1号病院として開設され、平成25年9月に100周年を迎えました。私が赴任する前までは神奈川県の交通救急センターのある400床の地域中核病院だったのですが、19年3月に済生会横浜市東部病院が隣の鶴見区に開設されたのに伴い、当院は2病棟80床にまで規模を縮小、機能転換をはかり、回復期リハビリテーション病棟を作り(リハビリテーション科、整形外科中心)、外来では透析センター(腎臓内科)を充実させました。その後、187床まで徐々に増床し、外科、神経内科、内科(循環器、呼吸器、糖尿病内分泌、消化器)、皮膚科(外来)での一般診療、予防医療センターを充実させてきました。そして昭和40年に建てられた本館を解体し、今年1月25日より新棟(西館)での診療がスタートしております。2月からは西館6階病棟(個室のみ、緩和ケア病棟にしていく予定)も稼働し、現在全体で199床(一般86床、地域包括ケア病棟37床、回復期リハ病棟76床)での運営になっています。新棟西館では手術室が3室完備され全身麻酔にも対応(麻酔科医2名)、さらに4月から眼科医が2名常勤になり眼科での手術も開始されております。放射線科(画像診断)も常勤になりました。

 三四会関係では、外科、整形外科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科が常勤、皮膚科(外来)、泌尿器科(火木の外来)があります。

私は、学生時代は医学部剣道部に所属し卒業後しばらく剣道から離れていましたが、約15年前、42歳の時に稽古を再開し、五段、六段、七段と昇段させていただきました。4年ぐらい前に右肘を痛め稽古が一時できなくなりましたが当院整形外科の佐々木孝先生に手術をしていただき、その後の経過もよく稽古を続けております。その他、最近ゴルフも復活してぼちぼちやっています。ゴルフの道具は進化しているというものの、スコアは全く進歩せず、少し調子が出てきたと思ったら次は大叩きの繰り返しで、本来、きちんと習うべきとは思うものの自己流を貫いて(?)います。

以上、雑駁ではございますが、当院並びに私の近況報告としてコラムにかえさせていただきます。