菅原皮膚科クリニック 菅原 信 先生 2015年 12月

自己紹介を兼ねて

私は50回生で、横浜市内の病院勤務医や開業医の同級生が安藤暢敏君、秋山武仁君、坂巻豊教君、内藤政人君、中原克彦君、安村和彦君、渡辺淳君、私と合計8名居ります。卒業時の人員が87名であったことを考えると、かなりの人数であると思います。療養中の安村君以外は皆現役です。
私は1979年から2006年までけいゆう病院に勤務したのち、横浜駅北西口から徒歩3~4分の谷川ビル(神奈川区)にけいゆう病院泌尿器科部長であられた土肥英雄先生の診療所のあとに、クリニックを開業致しました。開業して間もなくに大病をしたこともあり、現在は長女の万理子と一緒に診療を行っており、他に数名の先生方に手伝って頂いております。
クリニックの皮膚科医として、皮膚疾患全般に亘って正確な診断と適切な治療に心がけていますが、とくに皮膚アレルギー疾患(アトピー性皮膚炎、接触皮膚炎、じんま疹)を専門領域としており、パッチテスト、プリックテストなどの検査も行っています。また尋常性乾癬や尋常性白斑、アトピー性皮膚炎、皮膚リンパ腫などの治療に全身型のナローバンドUVB照射装置とエキシマランプ(VTRAC、TARNAB)を導入して、積極的にその治療に取り組んでいます。病診連携を積極的に行っており、入院を必要とする患者さん或いは手術を必要とする患者さん、詳細な検査を必要とする患者さんなどは、前任のけいゆう病院を初め、済生会横浜市東部病院、横浜市立市民病院、横浜市立大学附属市民総合医療センター、JCHO保土ヶ谷中央病院などに紹介しています。
一方、同期の内藤先生、55回の久保内先生を始め、近隣でご開業の多くの先生方から多くの貴重な症例をご紹介頂き、感謝に堪えません。また、大学病院や東京の大病院からも光線療法のご紹介を頂いております。
治療方針として、アトピー性皮膚炎の軽症例に対しては副腎皮質ステロイド外用薬の使用は最小限に留めるようにしており、生活指導、保湿剤を主体としたスキンケアの指導に心掛けています。尋常性乾癬に対しては外用療法が主体ですが、ナローバンドUVB照射療法を積極的に行い、重症例では症状に合わせて免疫抑制剤内服やレチノイド内服なども行っており、生物学的製剤についても、大学病院を初め多くの病院と提携して、維持療法を行っています。陥入爪・巻き爪に対しては、マチワイヤ、コンピペド、コレクティオ、スパンジ、ポドフィックス、クリップなどを用い、ガター法も行っています。
外来診療 月~水、金、土。診療受付時間:午前9時~12時30分、午後3時~6時、水再診のみ午後6時30分まで受け付け、土は午前のみの診療、インターネットによる予約も行っております。
URL 診療科(皮膚科)=http://www.sugawara-clinic.jp