秋山脳神経外科・内科病院 秋山 武仁 先生

 50回脳神経外科の秋山武仁と申します。秋山脳神経外科・内科病院の院長をしております。父秋山武知が昭和31年より開業しておりました内科診療所(秋山医院)の場所 (港南区)に昭和62年6月弟内科秋山英明とともに開設致しました。弟はその後中区元町に開業し、独立しましたので、現在病床は脳神経外科の専門病院となっています。
 内科の木原康裕副院長、脳神経外科の次男秋山武和副院長を中心に診療を行っています。非常勤ですが、慶應義塾大学脳神経外科戸田正博准教授、長男の同秋山武紀講師、 済生会中央病院浅田英穂部長、永寿総合病院篠田純部長、済生会横浜市東部病院稲葉真部長、各務宏部長、けいゆう病院松本秀年外科部長、済生会横浜市南部病院吉田宏整形 外科部長はじめ若い先生方を含めほとんど三四会の先生方に診療をお願いしています。また特殊な頭蓋底手術は吉田一成教授、下垂体腫瘍の経鼻内視鏡手術は戸田正博准教授 に執刀して頂いています。
 脳神経外科の疾患も年代とともに変わってきました。開業当初は頭部外傷が多かったのですが、その後出血を中心とする脳卒中患者さんが多くなり、最近では脳梗塞を含む脳卒中患者さんが主たる対象疾患となっています。脳卒中入院患者数は、神奈川県内で最も多い施設の一つで、横浜市港南区ではトップです。
            
 器械も進歩し、当初はCTスキャナーだけで十分でしたが、MR装置が不可欠となり、脳血管内治療が急速に進歩したため,DSA装置も一段と改良されおり、遅れないために大変です。 皆様のお陰で当病院は日本脳神経外科学会の慶應義塾大 学脳神経外科を基幹病院とする研修施設として認定されて います。脳神経外科の手術例も増加し、昨年は年間150例 に達しました。
 現病院は建築後約30年となり、手狭となってまいりました。このため港南区上永谷に病床数41床は変わりませんが、容積率が約2倍の新病院を建設中です。来年夏には移転し、 現病院は脳神経外科専門のクリニックになる予定です。

【新病院イメージ図】

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