みなとみらいレディースクリニック 吉井毅 先生 2016年 11月

75回生、産婦人科の吉井毅と申します。横浜三四会との関わりは、平成15年7月にけいゆう病院に配属されてからですので、かれこれ13年になります。約4年間の勤務の後、みなとみらい地区のタワーマンション2階の医療モールにクリニックを開業し現在に至ります。今回は横浜つながりという事で、横浜のご当地ラーメンについて書かせていただきたいと思います。

横浜のご当地ラーメンと言えばやはり「サンマーメン」です。私が初めてサンマーメンを食べたのは、けいゆう病院13階のレストランでした。サンマが載っているラーメンか、珍しいなあと思い注文した覚えがあります。実際にはサンマは見当たりませんでしたが、刻んだサンマが入っていたのだなと強引に自己正当化して済ませてしまいました。後日、横浜生まれ横浜育ちの先輩からサンマーメンについて教えていただき赤面した次第です。サンマーメンとは、醤油味がベースのスープと麺に、肉、モヤシ、ハクサイ、季節の食材などを餡かけにして載せた料理で、トロリとした餡と麺の絡みが絶妙です。漢字では「生馬麺」と書き、「生(サン)」は「新鮮でシャキシャキした」、「馬(マー)」は「上に載せる」という意味があります。サンマーメンの名店として広く知られているのが伊勢佐木長者町にある「玉泉亭(ぎょくせんてい)」です。横浜駅東口地下街に支店の「玉泉亭横浜ポルタ店」もありますので、こちらの方が行きやすいかも知れません。

もう一つ外せないのが「家系ラーメン」です。家系(いえけい)ラーメンとは、豚骨醤油ベースのスープとモチモチとした独特の触感を持つ極太ストレート麺を特徴とするラーメンで、ほうれん草、チャーシュー、海苔のトッピングで構成されています。平沼橋の岡野交差点にある「吉村家」を総本山とし、いまでは全国に数百の「横浜家系ラーメン」を謳う店があります。交差点角にある店先に並ぶ行列をご覧になったことがある方も多いと思います。横浜以外ではお目にかからないサンマーメンと違って全国区のラーメンです。有名店はいくつもありますが、気楽に試してみたいとお感じの方にはスカイビルの10階にある「壱八家(いっぱちや)」がおすすめです。横浜駅直結でアクセスが良く、ファッションビル内の店舗であるためか、ラーメン好きの男性客だけでなく子供連れのファミリーや女性の一人客も多く、入りやすいお店です。

横浜三四会の発展のために微力ながら努力してまいりたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。