三四会のキモサベ「けいゆう病院」 けいゆう病院 院長 永田博司先生 2015年5月

皆様ご存じのこととは思いますが、けいゆう病院は「應の」ではなく「察の」の病院です。とはいっても100人余の常勤医のほとんどは慶應の医局に属しており、皆様との繋がりから言えば、実態は「三四会のキモサベ病院」と言っても差し支えないと思います。毎年11月第3水曜日に行われる橫浜三四会例会でも出席者の最大病院閥を占めております。山下町に病院を創設してから81年、みなとみらい地区に移築してから19年経ちました。「祖父の時代からお世話になっています」とか「母も私もここで生まれました」と言われる、代々かかりつけの患者さんも多い老舗病院です。

当院の地域連携センターにはホットライン(TEL 045-221-8111、平日は8時50分~17時、第2、第4土曜日は8時50分~12時30分)があり、医師であれば誰でも利用できます。救急対象患者であれば、迷わず当院救急センターにお送りいただけると思いますが、準緊急あるいは大丈夫と思うがこのまま帰宅させるにはちと不安という患者さんがおられましたら、是非、ホットラインをご利用ください。けいゆう病院にご存じの医師がおりましたら、直接お電話いただいても結構ですが、手術中だったり、出張中で連絡がつかないかもしれません。また症状によっては、何科の医師に依頼するか迷われることもあるでしょう。ホットラインでは、院内事情に精通し、先生方ともお馴染みのベテラン看護師が対応し、診察する医師、場所を決定します。内科では病診連携に対応する専属医を、本年度から採用しております。

本年4月から富士フィルムメディカル(株)と提携して、地域医療連携システムサービスC@RNA Connect (カルナコネクト) を開始しました。どうぞご利用ください。先生の診療所のパソコンから当院CT検査の予約ができます。今後、MR、エコー、内視鏡の予約もできるようにいたしますし、検査報告、検査画像をオンラインで返信できるようにしたいと思います。将来的には患者紹介、外来予約、診療情報提供、逆紹介もオンラインで行えるよう検討していきます。